建設業や製造業ではおなじみの安全大会。
他の業界と比べて労働災害の多いとされる建設業界では、安全意識向上と労働環境整備を目的に、定期的に開催されている建設会社様が多いと思います。協力会社を集め講演会を実施するなど、安全大会は、重要な催しとして位置づけられています。
今回、とある地方の中小企業の建設会社社長様より、ICT活用工事を軸にした「ミニ安全大会」を実施されたいとご要望をいただきました。現場の作業効率向上のための情報共有および会社全体の安全意識向上のため、総務・経理を含めた全部署の関係者が出席する新しい試みとのことです。
当社が共催となり、One Man, One Projectチームが3次元設計データによる現場説明を担当させていただきました。
ICT化で現場を「見える化」する

ICT活用工事の一連の工程と対象現場の状況をご説明し、各現場監督様へバトンタッチしました。
最終的な完成形を3次元図面で確認できることにより、現場が見える化され、現場に関わる全員の認識レベルを共通化することができます。


ICT活用工事では、全体を通して多くの関係者が共通認識を持ち、同じゴールに向かうことが可能になります。その結果、人が携わる危険な作業が減る事ことはもちろん、生産性向上、さらには安全管理に大きな効果を発揮します。
今回のミニ安全大会では、出席された皆さんの現場に対する熱い思いを感じました。
ICT活用工事を積極的に取り入れることは、安全管理においても大きな効果があるということを改めて知ることができました。