ICT設備の導入はコストがかかりますが、省力化や技能要件の緩和など大きなメリットがあるものです。
そこで今回は、建設業者が受け取ることができる補助金や融資等に関して簡単にご説明し、少しでも皆様のお力になれればと思います。
■ICT建機やICTシステム機器を導入したい方におすすめの制度
・ものづくり・商業・サービス生産性向上促進事業
新しいサービスや生産性向上に資する革新的サービス開発・試作品開発・生産プロセスの改善を行うための設備投資等の費用を一部補助します。
■3次元データ作成ソフトを導入したい方におすすめの制度
・IT導入補助金2022(サービス等生産性向上IT導入支援事業)
業務効率アップを目的としたITツール(ソフトウェア、サービス等)の導入にかかる経費のうち最大450万円が還元される制度です。
■セミナー、研修、職業訓練を受けたい方におすすめの制度
・人材開発支援助成金
人材開発支援助成金とは、企業が従業員の職業能力開発に取り組んだ場合に、研修受講費や賃金の一部が助成される制度です。
■その他税制優遇、低利融資制度
・先端設備等導入制度
「中小企業等経営強化法」に規定されている中小企業者が設備投資を通して労働者生産性の向上を支援するための計画で、「予算の問題でなかなか大きな設備投資に踏み込めない」という建設会社にとって後押しになる税制です。
・中小企業経営力強化税制
中小企業者が、中小企業等経営強化法の認定を受けた経営力向上計画に基づいて新たな設備を取得し、指定された事業にそれを利用すると、即時償却または取得価格の最大10%の税額控除という優遇が受けられる税制です。
・IT活用促進資金
IT活用促進資金は、現在急速に進むIT化への対応を促すために、IT関連の設備投資に必要な資金を融資する制度です。
補助金のメリットは、
・多くの種類から自社に合うものを選ぶことができる
・補助される範囲が広範囲である
・経営の見直しができる
・電子申請制度がある
ことなどです。
建設業では人手不足が続いていますがこうした補助金や融資などを利用し、人手不足の解消や効率化を図ることでより良い環境を整えられるのではないかと思います。
詳しくお知りになりたい方は以下のコラムをお読みいただければと思います。
【2023年1月最新版】活用したい!ICT施工に関する補助金・融資等の制度 その(1)
https://kensetsu-ict.com/column/4525/
【2023年1月最新版】活用したい!ICT施工に関する補助金・融資等の制度 その(2)
https://kensetsu-ict.com/column/4893/
また、こちらのTwitterもご覧ください。
・吉田なぎさ☆i-Constructionスペシャリスト
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・川口太助_建設ICT.com(i-Constructionスペシャリスト)
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