「標準労務費」に関する検討が本格スタートされました

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色々な意味で「月見」の季節がやってきました。来週、9/17は十五夜だそうです。 一年で最も美しいと言われる中秋の名月を見ながら、ゆっくり過ごすのもいいですね。 さて、建設業法の改正・一部施行にともない、「労務費に関する基準(標準労務費)」の作成・運用に向けた検討が本格的に開始されました。 利害関係から生じる目線の違いも調整するため、ワーキンググループは発注者・受注者、元請・下請といった異なる立場の委員で構成されています。 今回、標準労務費を各当事者に理解・活用してもらうため、その活用方法を分かりやすく示し、正確さよりも「使いやすさ」を重視していくとのこと。 新しい仕組みにはどうしても身構えてしまいがちかと思いますので、分かりやすく示してもらえることはありがたいですね。 なお、適切な労務費・賃金の目安は「公共工事設計労務単価に相当する賃金を支払うための原資が行き渡る水準」とされており、 生産性向上のインセンティブが失われないための工夫も講じていくとのことです。 今後は、準備が整った職種・工種から取り入れ、必要に応じて修正が加えられていくようです。 随時、情報をチェックしておくことが必要になりそうですね。 そしていざ導入されたときに適切な対応ができるよう、今のうちから準備できることがないか考えてみると良いかもしれません。

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