今年の夏も体温超えの暑さが続いており、ついに全国の過去最高気温も更新したとのことです。
夏がこんなに暑くなったのはいつからだろうと考えてしまいますね。
厚生労働省は『令和6年「職場における熱中症による死傷災害の発生状況」(確定値)』を公表しました。
▼令和6年「職場における熱中症による死傷災害の発生状況」(確定値)
https://www.mhlw.go.jp/content/11303000/001496511.pdf
令和6年の職場における熱中症による死傷者数は1,257人となっており、2005年以降で最多となりました。
さらにそのうち31人が死亡しており、こちらは1989年以降で2番目に多い数字となっています。
業種別でみると、例年どおりですが、死傷者・死亡者ともに建設業と製造業で多く発生している傾向があります。
特に死亡者は31人中10人が建設業の労働者でした。
ご存知のとおり、今年から職場における熱中症対策が義務化されています。
それと同時に、働くみなさま一人ひとりがしっかりと対策をとっていくことも重要です。
十分な休息・水分をとる、体調に異変を感じたら無理せず休む、普段と様子が異なる人がいたら速やかに応急処置・救急搬送を行うなど、必要な対策をとることで被害を防げるのが熱中症です。
いざというときに適切な対応ができるよう、まずは熱中症について理解を深めることが大切ですね。
熱中症の発症は約8割が7・8月だというデータもあります。
まだまだ続く夏。生活リズムの改善など、できることから対策していきましょう。
建設あい子のメールマガジンに無料で登録

メールマガジン配信以外の用途には使用しません。 プライバシーポリシー




