皆さんこんにちは。今回はPC操作ワンポイント「Excelの絶対参照、相対参照(その3)」です。
今回は絶対参照を深掘りします。
絶対参照には3つの種類があります。相対参照も含めると以下になります。
①相対参照・・・・・・・・・・・「C8」
②「行」と「列」の絶対参照・・・「$C$8」
③「行」の絶対参照(複合参照とも言う)・・・・・・・「C$8」
④「列」の絶対参照(複合参照とも言う)・・・・・・・「$C8」
操作(切り替え)方法は[F4]キーを押す毎に①→②→③→④→①と変わっていきます。
以下、事例にて紹介します。
この事例では前回の表をさらに改善し、このような表を作成しています。
ここでセルE8に「=C8*D8」と入れたいところですが、今回は最終目的を意識して、あらかじめセル内容を変更します。
<手順>
「=C8」となった時点で[F4]キーを3回押し、「=$C8」とします。そしてその後「*D8」と入力し、[Enter]を押します。
そしてE8セルを下のセルにコピーします。
続いて、E8セルをコピーして、セルG8~G12に貼り付けします(コピー&ペースト)
いかがでしょうか?
今回はセルE8の同じ数式をコピーするだけで目的の計算ができました。
上記のように「行」と「列」の何を絶対参照(複合参照)するのかを意識して様々な処理が出来ると思いますので、是非活用してくださいね。