10月16日(水)一般社団法人島根県建設業協会企画(中国地方整備局 浜田河川国道事務所協力)の現場見学会にて、地元高校生に向けて「3次元測量」「3次元データ」のプレゼンテーションを実施してきました。
山陰道の道路改良工事現場にて、ICT施工の専門会社「ICT建設株式会社」のサポートとして対応いたしました。
現場見学会では冒頭、DX・i-Constructionスペシャリスト宮川より実現場データをもとに「空中写真測量による点群データ生成の仕組み」と「3次元データの活用事例」をわかりやすく紙芝居形式で説明いたしました。
元請建設会社(株式会社野村組)現場代理人の方のアイデアにより、見学会会場の様子を地上型レーザースキャナーでスキャンを行い、3次元データ化するということを、その場でリアルに体感してもらえるようにもプレゼンテーションを実施いたしました。
参加してくれた高校生たちはだんだんと前のめりの姿勢になりながら真剣に話を聞いてくれていました。途中「おもしろい」との声も聞こえてくる状況でした。
※その場でスキャンした3次元データ。
※後日、元請建設会社様から学校の先生宛に、3次元データの確認用ビュアーを共有いただきました。
今回の現場見学会では関係各位の方々と連携しながら、参加してくれた高校生たちがこれからの未来に対してワクワクするイメージを描いてもらえるように「3次元測量」そして「3次元データ」のプレゼンテーションを実施してきました。学生たちの反応を見る限り、現場見学会を通して土木の魅力が何かしら伝わっているように感じました。
このような機会を設けていただきました一般社団法人島根県建設業協会、中国地方整備局 浜田河川国道事務所の皆さま、元請建設会社(株式会社野村組)の皆さまにも心より感謝いたします。
わたしたちも引き続き、みなさまとともに業界発展のお役に立てるように尽力してまいります。