ICT施工において、UAVによる写真測量は計測範囲が広い場合やコストの面で比較的導入しやすい測量方法だと思います。ただし、様々な飛行条件(天候、法律、操縦技術、安全性等)に左右されるため、測量方法としてベストなツールとは言えないケースも起こり得ます。
そこで当社では、地上レーザースキャナーでも3次元測量をご提供できるよう、NikonTrimbleのTrimble SX10を導入しました。
※現在、SX10は廃盤となり後継機が発売されています。
スキャニングトータルステーションTrimble SX10とは
出典:ニコントリンブル製品一覧
トータルステーション、3Dレーザスキャナ、イメージャーが融合した1台で何役にも運用できる新世代のレーザースキャニングトータルステーションです。
導入に際し、都内某所にてメーカーサポートによる研修を受講しました。
発売されたばかりの最新機種という事もあり、メーカーさんからの最新情報も交えての研修は非常に興味深く、現場での使用イメージが膨らむばかりです。
実際に研修場所の近隣をスキャニングしましたが、わずか数分でこれだけのデータがカラーで取得でき、その場ですぐに確認することができるのが非常に優れた点です。
現場を想定した社内精度確認作業を実施
早速、社内で精度確認試験を実施しました。
国土交通省より策定されている”平成31年度向け「ICTの全面的活用」を実施する上での技術基準類”より地上型レーザースキャナーを用いた出来形管理要領(土工編)(案)の手順に沿って実施しました。
One Man,One Projectで現場監督様に寄り添うサポート
i-Construction貫徹の年を迎え、直轄工事以外では各自治体で差はありますが、ICT施工の導入スピードは増すばかりです。ICT施工のプロセスで必要な3次元測量を自社だけで行うには必要人材の不足やコストなどハードルが高いのが現状ではないでしょうか。
建設企業様のICT土木内製化を徹底サポート
わたしたちSGMは、ICT施工を他社に委託することで技術やノウハウが会社に蓄積されない体制から、自社でICT施工を理解し、技術を習得して工事を完結できる体制づくりを徹底サポートいたします。
ICT土木内製化、利益化を実現するためには、その企業様にとっての最適なプロセスを歩むことが重要です。
座学研修、実技研修だけではなく、実現場での実務サポートを通したノウハウ共有など、サポート内容は様々です。ご要望の企業様によって、研修やセミナー、サポート内容のカスタマイズも可能です。
SGMのICT土木内製化コンサルティングやICT施工サポートなど、詳しい内容をお知りになりたい方はこちらからお気軽にお問合せください。