こんにちは。建設ICT.comの川口です。
2021年9月からスタートした建設ICT.comの新コンテンツ オンラインLIVEセミナー「i-Construction大学」。
これからICT工事に取り組む方や、すでに取り組んでいるけれどやり方があっているのかどうかわからないなど、ICT施工管理のお困りごとを解決できるヒントをお伝えするのが、オンラインLIVEセミナー「i-Construction大学」です。
国土交通省の方針をはじめ最新のICT現場動向などを交えながら、ICT活用工事に関する情報を、各回でテーマを設けてわかりやすく解説しています。
今回のコラムでは、実際に講師を務めるわたくし川口がi-Construction大学について詳しく説明します。
オンラインLIVEセミナーで何が学べるのか
ICT活用工事では今までにない新たな技術を導入しているため、突発的なエラーやトラブル発生時の解決方法がまだ一般化されていません。協力会社にお願いをするにしても、担当以外の区分では状況判断が難しく、原因追求と解決に時間がかかることも多いのが現状です。そうするとやはり、最終的には現場監督に対応の判断が委ねられます。
「どう対応すればいいのか、正直ちゃんと理解はしていない」
「このまま協力会社任せでいいのか」
「急にICT発注が増えてきて焦っている」
国土交通省や地方自治体発注の公共工事では、ICT活用工事やBIM/CIM活用工事が増えているのと同時に、発注者指定型の工事も目に見えて増えています。
このような背景もあり、わたしたちへのお問い合わせも、より深掘りした専門的なアドバイスを求めるものが多くなってきています。
オンラインLIVEセミナー「i-Construction大学」は、1つのテーマについて1回2時間のLIVE配信で開催します。講習はICT施工管理の初級~中級者向けになっていますので、より専門的な知識と理解を深められる内容になっています。
開催テーマ
- ICT活用工事でのドローン利用方法
- 測位システムとローカライゼーション
- 3次元設計ソフトウェアの選択と作成基礎
- ICT現場にあわせた3次元計測技術の選定基準
- 3次元設計ソフトの操作実践
- ICT施工計画の立案と記載事項
- ICT活用工事の特記仕様書と出来形管理要領の読み解き
- 3次元出来形計測と出来形管理の基本
- 建設ICT業界の最新情報
…など
i-Construction大学6つの特徴
また、建設ICTに特化した情報を提供するi-Construction大学には、こんな特徴もあります。
- オンライン(Zoom)で気軽に参加できる
- CPDS認定講習だから学習履歴が申請できる(2ユニット/代行申請)
- 中国地方整備局のICTサポート企業、関東地方整備局のICTアドバイザー登録の講師陣
- 毎回異なる深掘りテーマから、自分の知りたい情報をピンポイントで選択できる
- マイページ機能で学習履歴と進捗が確認できる
- i-Constructionスペシャリスト養成講座との組み合わせ受講でICTスキルレベルを可視化できる
現在、i-Construction大学の受講対象は建設会社様向けとさせていただいています。開催が平日の昼間ということもあり、現場事務所から受講されている方々がほとんどです。LIVEセミナーで得た情報を基に、実現場にすぐ活かせる情報提供ができれば幸いです。
ご自身のスキルアップはもちろん、社内全体のICTスキルアップのための教育プログラムとしてもぜひご活用ください。
マイページ登録(無料)で領収証の発行も可能です。
理解を深めるおススメの受講方法
ICT施工関連の研修やセミナーは他にもたくさんあり、色々と受講された方も多いと思います。
i-Constructionの取り組み発表当初とは違い、すでに基本的な知識やICT施工実績があるそんな方々が、今何に困っているかと言えば「実現場でどうすればいいか」ということです。
i-Construction大学ではその答えやヒントをお伝えできます。
ICT活用工事の成功には、現場に関わる関係者間のICTへの共通理解が必要不可欠です。社内や協力会社の方々にもお声がけいただき、同じように受講されるとコミュニケーションがとりやすくなると思います。
また、気になるテーマから受講されるのはもちろんですが、各テーマをまんべんなく受講されると、より確実に理解を深めることができます。あわせて、最新情報を盛り込むLIVEセミナーですから、同じテーマを繰り返し受講されてもメリットを感じていただけると思います。
まとめ
わたしたちは日頃から、実現場でもICT施工管理に携わる現場監督に寄り添うポートを行っています。皆さまが担当されるICT現場が無事に竣工できるよう、オンラインLIVEセミナーを通しても同じようにお手伝いができますと幸いです。