PC操作ワンポイント「Excelの絶対参照、相対参照(その2)」

皆さんこんにちは。今回はPC操作ワンポイント「Excelの絶対参照、相対参照(その2)」です。

<絶対参照>
下の図をご覧ください。

Excelの絶対参照/相対参照

この表の「改定価格」を計算するという事例です。

まず、セルD8の内容を「=C8*(1+D5)」と入力してみます。

Excelの絶対参照/相対参照

そして[Enter]キーを押すと、このD8セルは正しい答えがでました。

Excelの絶対参照/相対参照

それでは、そのセルの数式をコピーしてみます(前回同様オートフィルを使います)。
そうすると、おかしな数値になってしまっています。

Excelの絶対参照/相対参照

例えばセルD9の内容は、C9とD6が参照されています。

Excelの絶対参照/相対参照

<正しい操作方法>
それでは、このコピーした分(セルD9~D12)をクリアして再度、セルD8を選択します。
そして”セル”もしくは上部の”数式バー”の”D5”のあたりをクリックします(今回の事例ではセルをクリックしています)。

Excelの絶対参照/相対参照

そして[F4]キーを1回押します。
すると「=C8*(1+$D$5)」となるので、[Enter]で確定します。

Excelの絶対参照/相対参照

その上でセルC8をセルC9~C12にコピー(オートフィルなどで)します。
希望通りの計算ができましたね。

Excelの絶対参照/相対参照

ちなみにセルD9を見てみますと、「=C9*(1+$D$5)」となっています。
C9を相対参照、D5を絶対参照しているということです。

Excelの絶対参照/相対参照

以前のブログ(PC操作ワンポイント「Excelコピー&ペーストいろいろ(その5)数式貼付について」)でも紹介していますのでご参考に。

今回は以上です。

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