日々ICT施工に取り組む中では、様々な疑問の出現がつきものかと思います。
そんな時、みなさまはどこに相談されているでしょうか?
測量会社や協力会社に聞く方は多いと思います。建機メーカーやレンタル会社に相談する方もいるでしょう。すぐに相談ができて明確な答えをもらえる相手がいれば解決は早いですね。
しかし、このように感じたことのある方はいらっしゃいませんか?
- 「ひとまず疑問は解決したけれど、この後はどう進めていけばいいの?」
- 「別の工程や現場にはどう活かせるの?」
- 「もっと体系的に、施工全体を通して相談できる場所があればいいのに・・・」
そんなお悩みにお答えするために生まれたのが、「建設ICT.comの電話サポート」です。
建設ICT.comの電話サポート ICT施工全般に対応した年間定額サービス
「電話サポート」と聞くと、メーカーやソフトウェア会社が提供するアフターサポートを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
実際にアフターサポートを利用している方もたくさんいらっしゃると思います。購入した商品等に関する疑問を気軽に相談できる、便利なサービスですね。
当社の提供する電話サポートも簡単に言えば、このアフターサポートの進化版と考えていただければイメージがしやすいと思います。
電話サポートの特徴として今回ご紹介したいのは、以下の2点です。
- 年間36回まで相談できる有料の定額サービス
- ICT施工全般に関する疑問への対応が可能
年間36回まで相談できる有料の定額サービス
1つ目の特徴は、有料のサービスであるということです。
無料相談の場合、「こんなこと聞いていいのかな」「ちょっと申し訳ないな」と遠慮してしまう方もいるかもしれませんが、有料のサービスであれば「お金を払っているから」と気兼ねなく相談していただけます。
また、年間36回以内であれば追加で費用が発生することはないという点も安心してご利用いただけるポイントです。
さらに、現場単位などではなく年間契約のサービスのため、複数現場にまたがる内容でもご相談いただけます。
この例の場合では、3次元測量の精度という1つのお悩みについて、複数現場のお話が可能です。共通の原因の場合もあれば異なる原因が見つかる場合もありますが、電話サポートではそれらを一気にご相談いただけます。
また、メーカーによるサービスではないので、機械やソフトウェアに関するご相談であればメーカーを問わずご相談が可能です。
ICT施工全般に関する疑問への対応が可能
2つ目の特徴は、「ICT施工全般に関する疑問解決」を行うことを目的としたサービスであるという点です。
これは購入した商品に関する疑問など一部に限って相談を受け付けるアフターサポートとの大きな違いといえます。
また、相談相手として初めに提示した測量会社や建機メーカー等も、たとえ知識としては知っていたとしても自社の営業範囲外のことについては答えられないという場合も少なくありません。
それに対し当社はICT施工全般、つまり、計画~納品まですべての工程に関する疑問にお答えするという目的のもとにサポートをします。
継続している現場について、どの施工段階でも同じところに相談できるため、話もスムーズに進められてスピーディーに疑問が解決できるという点も、電話サポートをおすすめしたい理由です。
ICT施工全般の疑問解決が可能な理由
本当にICT施工全般に対応できるの?と思っている方もいらっしゃるかもしれません。
建設ICT.comがこれを実現できる理由は、ずばり「総合マネジメントを行っているから」です。
わたしたちは中国ICTサポート企業と関東地方整備局ICTアドバイザーとして活動しています。これらの登録要領等では、総合マネジメントについて「工事全体的なマネジメントの支援を行うもの」「施工計画などの総合的な助言、技術的指導」と定義されています。
中国ICTサポート企業に登録された2020年1月以降はもちろん、2018年以来、わたしたちは工事全体を把握したうえで「どんな工程で進むのか?」「どこでつまずきやすいか?」などを想定しながらサポートを行ってきました。
このような経験と実績により工事全体を理解できているからこそ、細かい疑問にピンポイントで答えることができますし、全体的な流れを把握しているからこそ単発の疑問解決のみならず次のアクションについてのアドバイスまで行うことができるのです。
電話サポートはこんな方におすすめしたい
電話サポートはこれからICTに取り組む方よりも、ある程度チャレンジしてきている方によりおすすめしたいサービスです。
例えば、
- ICTを勉強して全体像は理解できた
- どんどん実践していきたいが元請でできる現場がない
- 下請けで挑戦できるとすると自主取組で一部のみになってしまう・・・
という方です。
このような方は実際に施工を行うとなったときに、様々な疑問が出てきやすいのです。また、ICTの取組みを始めたばかりで気軽に相談ができるレンタル会社等とのパイプがまだ構築できていない、という方にもおすすめです。
さらに提案したいのが、人材育成のために電話サポートを利用するというパターンです。
自分で行う分には対応できるが、若手に質問されたら答えられる自信がないという方はいらっしゃいませんか?
理解しているつもりでも、いざ説明するとなるとうまくいかないというのはよくあることです。こんなときもご相談いただければ、説明の仕方のアドバイス等を行うことができます。
人材育成のために利用しながらご自身の知識の再確認にもなるため、一石二鳥ではないでしょうか。
一方でこれから取り組むという方に向けては、現場に寄り添った細やかな助言・技術的指導を提供する「総合マネジメント」や、セミナー等を通して知識を得られる「企業セミナー・研修」「CPDS講習」等がおすすめです。
最後に
ここまで読んでいただいた方の中には、そもそもトラブルってそんなに起こるものなの?と感じている方もいらっしゃるかもしれません。
それでは、以下のような場合にスムーズに対応ができるか想像してみてください。
- 「突然ICT建機の精度が出なくなってしまった。以前までは問題なく使えていたが、原因を知りたい」
- 「発注者との協議において、ローカライゼーションの工程をどうやり取りすればよいか分からない。そもそもローカライゼーションとは何か、という段階から分からなくなってきた」
- 「3次元出来形管理を行うにあたり、基準類・要領等のどこを確認すればいいのかが分からない。使われている言葉も難しく、理解が正しくできているかも不安」
いかがでしょうか。
どこに相談するべきかなど、少しでも不安に思われた方は、ぜひ電話サポートを検討してみていただきたいと思います。