昨年度に続き、今年度の国土交通省・国土技術政策総合研究所「ICT施工に関する新たな基準類の提案」の公募が発表され、島根県の森下建設株式会社(一般社団法人島根県建設業協会に所属)と共同で以下2つの基準類改定の提案を提出しました。
1)ICT土工 ※既存工種の改善提案

2)アンカー工 ※新工種の提案
2)アンカー工は実現場の追加バックデータをもとに2年連続での提案を行いました。3次元出来形管理の基準類運用を実現することで、特に急傾斜現場での生産性向上とともに安全性向上にも寄与できるのではないかと考えています。
■実現場でのアンカー工試行の取組み
昨年の提案内容をふまえた上で、改めて実現場にて発注者協議を重ねながら試行運用を行った内容が、出来形管理基準類として広く活用されれば幸いです。また進捗報告できればと思います。

■参考記事:令和3年度基準類提案の関連記事
2021年記事
5月29日ブログ記事『ICT法面工の基準類改定提案を提出しました(令和3年度 ICTを用いた新たな出来形管理手法の提案公募)』
6月16日ブログ記事『ICT基準類改定提案のヒアリング(令和3年度 ICTを用いた新たな出来形管理手法の提案公募)』
8月18日ブログ記事『【ICT基準類改訂提案】一次審査の結果が発表されました。』
8月26日コラム記事『国土交通省・国土技術総合研究所「令和3年度 産学官連携によるICT施工の基準類作成に関する公募」への提案』
10月11日ブログ記事『「令和3年度産学官連携によるICT施工の基準類作成に関する公募」の試行実験の立会』
10月18日ブログ記事『「令和3年度産学官連携によるICT施工の基準類作成に関する公募」の試行実験の立会(当日)』
2022年記事